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Hola! Como esta? from Shitamati

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伯父ちゃん

芝居の本番前一週間は、朝から夜まで稽古をつけていただく集中稽古でした。

その最中、実家から「伯父が危ない」と連絡が入りました。先週のことです。

2年ほど入院していた伯父。連絡をもらうちょっと前まで、ご飯も食べていたのに、突然の連絡でした。

演出家の方にご相談し、2日間だけお休みをいただきました。

翌朝早く長崎に戻り、病院に直行。

伯父は、意識がなく苦しそうに息をしていました。
手足が冷たくなっていたので、私の手でさすって足をあっためました。
病室で叔母たちと一緒に付き添った翌朝、

伯父は息を引き取りました。

私が帰るまで待ってくれ、一緒にいる時間までつくってくれました。
感謝の気持ちも伝えることが出来ました。

病院から自宅に戻った伯父がいる家で、叔母たちと一緒にお通夜のご飯を作りました。

お煮しめは、まず水からこんにゃくを茹で、厚揚げもさっと茹でると、味がよくしみ込んで美味しいと教えてもらいました。
厚揚げの入ったお味噌汁は、コクがあった。
叔母たちと一緒に台所に立って、お料理しました。

伯父は、手先が器用でお料理も上手。
よく美味しいものを食べさせてくれました。
たっくさんの幸せをくれました。

本当にありがとう。

伯父が亡くなった数時間後に、東京に戻りました。
お通夜にもお葬式にも出ることが出来ず本当に申し訳なかった。ごめんなさい。

あれから、あんまり泣いていません。
伯父が近くにいて見守ってくれている気がしています。

伯父は、昭和30年代に祖父がやっていた映画館を、一番に手伝っていたそうです。
今回出演する芝居は、同じく昭和30年代の映画館にタイムスリップします。

この芝居が、伯父と繋がっているような。

伯父との時間を作ることを許してくださった共演者の皆さんにも、本当に感謝。

さぁ、土曜日日曜日は、一日2公演。
ついご飯と一緒にワインを飲みました。

そろそろ明日の準備をしよう。
by kishinoriko | 2010-11-27 00:05 | *芝居*